壁画アート導入前の不安を解消!担当者が抱える5つの疑問にプロが回答
I. はじめに:壁画アート導入をためらうあなたへ。担当者が抱える「5つの不安」をすべて解消します
オフィス、店舗、公共空間など、壁画アートの持つ可能性に気づきながらも、「耐久性は?」「著作権は?」といった具体的な不安から、導入をためらっている担当者の方が多いのではないでしょうか。
本コラムでは、壁画アート制作プロジェクトを数多く手がけてきたプロの視点から、導入担当者が抱える最も重要な5つの疑問に明確に回答します。
この記事を読めば、耐久性からデザインの決め方まで、すべてのハードルを取り除き、安心して次のステップに進むことができるはずです。

II. 基礎知識・実用編
Q1:壁画アートはどのくらい長持ちしますか?(耐久性の心配)
壁画アートは一度描くと修正が難しいため、「数年で色褪せてしまうのではないか」「手入れが大変ではないか」という耐久性に関するご心配は当然です。
プロの回答
壁画アートの寿命は設置場所とコーティングに依存します。
●屋内壁画: 設置環境が安定しているため、半永久的に現状維持が可能です。直射日光や湿気を極端に避ければ、素材そのものの耐久性により、数十年単位で美しい状態を保てます。
●屋外壁画: 紫外線や雨風にさらされるため、適切な対策が必要です。仕上げにUVカット機能付きの保護コーティングを施すことで、5年程度は現状を維持できます。
【長持ちさせるためのポイント】 設置場所に応じて最適な素材を選び、定期的な清掃や、数年ごとのコーティングの塗り直しを検討することが、壁画を資産として維持するための重要なノウハウとなります。
III. クリエイティブ・権利編
Q2:著作権や商用利用の権利はどうなりますか?
導入後にデザインを二次利用したい、グッズ化したい、プロモーションに使いたいと考えたとき、「アートの権利」がどうなるのかは、必ず確認しておくべき重要な点です。
プロの回答
アートの権利は、「著作権」と「所有権」に分けて考える必要があります。

【商用利用に関する注意点】 壁画そのものは依頼主の資産として自由に設置・展示できますが、壁画のデザインを**商品化したり、グッズのロゴとして利用したりする(商用利用)**場合は、アーティストの著作権が関わってきます。
商用利用したい場合は、契約時に「デザインの買取」(著作権の譲渡または利用許諾)に関する費用や条件を明確にしておく必要があります。
Q3:デザインをどのように決めればいいか分かりません(何を描いてもらえばいいか不明)
「自社のビジョンを表現したいが、具体的なイメージが湧かない」「アーティストにすべて任せていいのか不安」というお悩みは非常に多いです。
プロの回答
壁画”アート”という観点では、依頼主の頭に無い、専門家であるアーティストが創造性を発揮したモノを表現することに価値があると考えています。そのため、デザインを細部まで完璧に決めようとしないことが成功の秘訣です。
【整理すべき3つの要素】
1:表現方法の好み: 抽象画がいいか、具象画(具体的なモチーフ)がいいか。
2:カラーパレット: 使いたい色や、逆に企業イメージに合わないNGカラーを整理。
3:NGモチーフ: 描いてほしくないモチーフ、避けたいテーマ(例:特定の政治・宗教的な表現)をリストアップ。
この3点を整理しておけば、壁画制作会社の丁寧なヒアリングを通して、アーティスト側が壁画の目的と空間に最適な方向性を導き出してくれます。

IV. プロジェクト推進編
Q4:どのアーティストに依頼すればいいか分かりません
全国には素晴らしいアーティストがいますが、テーマや予算、設置場所の条件に合う人物を見つけ出すのは至難の業です。
プロの回答
アーティストの選定を成功させるためには、「アートのプロ」に仲介を依頼することが最も効率的で確実な方法です。
例えば、JAPAN AX PROJECT株式会社などは、全国の約100名を超えるアーティストと制作実績とネットワークを持っています。
●ヒアリング: 制作会社が、壁画の目的、空間の用途、予算、デザインの方向性(Q3で整理した内容)をヒアリングします。
●最適な提案: そのヒアリング内容に基づき、最も適した画風、技術、実績を持つアーティストを数名提案し、ミスマッチを防ぎます。
個人で探す労力と時間、そしてミスマッチのリスクを回避するためにも、経験豊富な制作会社への依頼を推奨します。

Q5:制作動画は必要ですか?
完成後の壁画そのものだけでなく、制作過程を記録しておくことの必要性について、疑問に感じるかもしれません。
プロの回答
壁画制作は「出来上がるまでの過程」もまた、一つの作品として大きな価値を持ちます。そのため、制作動画は強く推奨します。
動画は、完成後の壁画の価値を最大化する強力なプロモーションツールになります。
●愛着の醸成: 制作風景を社員や地域住民に見せることで、完成した壁画への愛着や誇りが生まれます。
●感動の共有: アーティストが現場で創造性を発揮する様子は、SNSや社内広報を通じて、壁画への感動を多くの人に広げます。
プロに依頼して動画を撮影することで、記録としての価値だけでなく、感動的なプロモーションコンテンツとして活用できます。
制作動画例はこちら
※JAPAN AX PROJECTのYoutubeチャンネルに遷移します。
V. まとめ:不安を解消して、次の一歩を踏み出しましょう
耐久性、著作権、デザイン決定、アーティスト選定、動画制作といった不安は、すべてプロのノウハウと適切なプロセスによって解消できます。
壁画アートは、オフィスや店舗、地域の空間に活気と感動をもたらし、愛着と誇りを育む強力な資産となります。
不安を解消した今こそ、次のステップを踏み出しましょう。
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私たちJAPAN AX PROJECTは、国内外で活躍する100名を超えるのアーティストと壁画アートを活用した空間づくりをしています。導入に関して疑問に思うことはたくさんあると思います。数多くの制作事例やノウハウがありますので、導入前の検討段階でもお気軽にお問合せくださいませ。





